もったいない感(´д`)
やっぱりキャラクターに魅力がアリアリでヨシ。影を抱えるキャロルが、カマラの無邪気さに押されていくのが楽しい。ドラマ版でも最高だった両親とアニキも出てきて、笑顔になれる作品だ。
今回はキャロルがカマラにやられた感じだけど、次回は逆にキャロルの真剣さが、カマラを成長させるんだろうなあ、と思うと胸熱だよ。次回作も期待(あるよね?)
能力を使うたびに入れ替わる序盤のバトルはご機嫌の面白さ。宇宙、地球のカマラの家、ニックのいる宇宙ステーション(?)を三人がぐるぐる入れ替わりながらのバトルはアイディアてんこ盛り。
でも「序盤」と書いたとおり、終盤はせっかくのこの超面白い設定が生かされない、どうでもよくなってしまうのはいただけない(´д`)。なんでや、ここがもっと見たかったのに。序盤みたときは、最初の方でこれとか、MCUでも屈指のクライマックスくるんじゃないか、と思ったのになあ。
歌うことでしか会話できない惑星、脱出ポッドが足りない宇宙ステーションからの避難とか、いいアイディアいっぱいあるのよ。でもなんだろう、この奥行きがない感じは。ド傑作になる可能性があったのにドブに捨てちゃた感じ。すごくもったいない。面白かったけど、可能性がみえてるだけに物足りないなー。