1957年モノクロ作品 Witness for the Prosecution
何をどうするとこの邦題でこのジャケットになるのか(笑)
今作を昨今よくある「どんでん返し」と同列に語ってはいけないんじゃないか、と言いたくなるくらい、そこだけを話題にしては申し訳ないような傑作(もちろん、そのラストの切れ味が鋭すぎることは間違いない)
脚本の秀逸さもさることながら、演出として老弁護士ウィルフリッド卿と看護婦の夫婦漫才みたいなやつが実に微笑ましく、まあちょっと口説いと思うところもないわけではないのだけど、これまたラストで彼女のとる対応が素晴らしい✨
最高に美しいのはディートリッヒ 当時56歳(驚)
いちばんかわいいのは階段の手摺りにつけられたリフトで喜んで昇降をくりかえすウィルフリッド卿(笑)