けんぼー

情婦のけんぼーのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.0
2020年鑑賞144本目。
法廷ドラマの中で1番かもしれない。

評価が高かったので鑑賞してみたけど、素晴らしい作品でした。高評価も頷ける。
殺人容疑をかけられた男の裁判をめぐる物語。
展開としては珍しいものではないが、終盤のどんでん返しはすごかった。
そこまではちょっと退屈に感じてしまう人もいるかもしれないが、裁判で不利な状況におかれても、男の弁護士の弁論で逆転していく様子が気持ち良い。果たして男は有罪なのか無罪なのか。
男と女、愛と憎悪、真実と嘘、正義と悪。様々なものが浮かび上がる法廷バトルと衝撃の真実。
原題「Witness for the prosecution」つまり「検察の証人」こっちの方が良いかなと思う。
見る価値ありです。

2020/9/21鑑賞