38年間田舎のハンバーガーショップで夜勤を続けてきたスタンリーは間もなく仕事の引退を控えていた。
ある日、少年院あがりの黒人少年シェボンが後任として現れる。
シニアのおじさんと黒人少年の心温まる絆のストーリー……ではない。
白人主上主義社会において、必ずしも白人が守られている訳では無いという、近年の黒人差別問題で盛り上がる社会に対して、別の視点で切り込むような内容。
しかしながら、話はパッとせずに、なんとも後味の悪い中途半端な感じで終わってしまうのが残念。好みの問題でもあるだろうが、やはりこの手の話はハッピーエンドで終わらせて欲しかったと思う。
