にっきい

ライムライトのにっきいのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
2.5
クレア・ブルームさんのバレエ用の化粧がおかめみたい。

みなみ会館で『フォエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭』がやってたので観た事無い作品を選んで観てきました。

リューマチのバレエダンサーの話し。
かなり沢山のチャップリン観てますが、それでも全部観てる訳じゃないけど、これは珍しくコメディではなく結構シリアスな映画でした。
なんでも初めて素顔で出た作品らしい。
かつては大人気だったコメディアンのカルヴァロは、自殺しようとしていたテレーザを助ける。
リューマチで足が動かなくなりバレエが出来なくなったのを悲観してるらしい。
カルヴェロの献身的な看病のおかげで回復し、人気バレエダンサーになるのだが…、って話し。
実はテレーザはリューマチではなく、色々な不幸からくる思い込みで足が動かない気になってただけ。
なのでカルヴェロが優しいんだけどずっと説教くさい話しばっかりしてるんです。
勿論世の中の真実を言い当てたような名セリフなんですが、観ててめっちゃ退屈。
それはチャップリン=コメディって言う思い込みのせいかも知れないけど。
ラストもなんとも切ないんですが、それほと刺さらず。
今作の最大の見どころは世界の三大喜劇王(チャップリン、キートン、ロイド)のうちの、チャプリンとバスター・キートンが共演してる事。
2人のコミカルな演技は絶頂期の2人の作品のよう。
チャップリンと言えば命懸けのアクションシーンだけど、今作は舞台から落ちてドラムに突っ込むシーンがあるんだけど、実際に突っ込むシーンは映らなくて、落ちたシーンの後、ドラムごと抱え上げられる。
若い頃のように無茶な撮影が出来なくなってるって事なんでしょうね。

半年ほど前にアップリンク京都でやってたチャップリン祭りがみなみ会館でも開催されてるのはありがたいんですが、アップリンクの時は作品ごとにくれてたポストカードをみなみ会館はくれないんです。
前に『シン・ゴジラ』を複数回観た時、イオンシネマだけでステッカー配ってた時あったし、入場者特典って配給元が用意するだけじゃなく、映画館が独自に用意してる物もあるんですね。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年4月30日
鑑賞回:14:30〜16:50
劇場名:みなみ会館
座席情報:2F/スクリーン3 D-1
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:137分
備考:会員料金(1000円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『聖地には蜘蛛が巣を張る』
にっきい

にっきい