このレビューはネタバレを含みます
ホラーの文脈で見ればよくある幽霊屋敷モノだけど、移民の不遇さや、生き延びるために祖国で罪を犯した過去の描写なんかは生々しくて良かった。ぶっちゃけホラー要素は排してそっちのドラマだけ見たかった感さえある。
移民なので、政府に与えられた住居にしか住めないということで、幽霊屋敷モノにありがちな「なぜ引っ越さない」問題も論理的に説明してのける。
しかし自分自身が家を追われる立場になってみて改めて見ると、「家」にまつわるホラーの多いこと。それだけ「家」という本来最も安心していられるセーフゾーンであるはずの場所が脅かされるのは、万国共通でストレスなんだろうね…
