searchチャガンティ監督×制作チームの新たなサイコスリラーということで面白くないわけないだろうという期待通り、さすがのスリリングさで面白かった。しかも内容が"娘への愛情がバグった毒母vs脚が不自由で病弱な娘"という、searchと同じく親子物語でありながら全く違う攻め方なのが新鮮に感じた。
母親の献身的な支えと共に生活していたクロエが、ふと飲み薬に違和感を持ち母親に不信感を抱いたことから始まる緊張感MAX展開。愛情なのか、何を企んでるのか、娘をどうしたいのか、その真相が明らかになっていく展開は何となく予想してた感じではありながらもなかなかの胸糞具合…娘のためと言っておきながら結局苦しませてるあたり自己満すぎるし、そこまでして依存するか…とその狂気には哀しみさえ覚えてしまう。母親とは一体何なのか。
そんなストレス過多からのラストの締め方がなかなかのパンチ力かつ胸スカ具合で良かった。影の落とし方が絶妙。最後まで気が抜けない！
主演のキーラアレンが本当に車椅子利用者だったことに驚き…すごい演技力だった…
