このレビューはネタバレを含みます
ストーリーが分かりやすいし
先の展開が読めるけど、それでも面白い
生まれ持った自分の障害とか病気が
実は治療薬として飲んでいた薬のせいだったなんて怖すぎ、、
「これは動物の神経を弛緩させる薬よ」
「人間が飲んだらどうなるの?」
「………?」
「人間が飲んだらどうなるの?!」
「麻痺で動けなくなる」
みたいなやりとりがサイコパスすぎてよかった
約20年間、病気持ちの自分を甲斐甲斐しく支えてくれた母親が、実の母ではなくて、
母と信じた人物のせいで
健常者としての生活を送れなくなった
絶望的すぎるストーリーだけど
ラストはあっさりスッキリでよかった
母親の狂気が最高に不気味でよかった