おみ

ビバリウムのおみのネタバレレビュー・内容・結末

ビバリウム(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
退屈と言ってしまうのは危険だ。
だからと言うわけではないが、それこそがこの映画の面白さだとわかったので言おう。面白かった。

若いカップルが家を見に行ったら、その住宅地から出られなくなって、突然現れた急速に成長する子供を育てなきゃいけなくなり、ずっとそこから抜け出せなくなるお話。何度抜け出そうとしても必ず2人は9番の家に戻ってくるのだ。

子育ての嫌な部分だけを濃縮し、資本主義そのものも描いている気がした。
AはA、BはBのままで無限ループだ。変わらない立場。。
ジェシーの役が庭師だから、彼のあそこでの[仕事]は穴掘りになったんではなかろうか。

ラストに、あぁ、、まさに墓穴を掘ってたんだなぁ、、と思った映画は2本目。
ケヴィンスペイシーのマージンコール


とは言え、この映画の説明は最初に2種類の鳥がしている。

不穏で、不思議な新感覚のあえて退屈な作品に触れたい方はどうぞ!!!
(わりとオススメ)
おみ

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