「MISS ミス・フランスになりたい」🎬17
子供のころミス・フランスになることを夢見ていたアレックス(アレクサンドル・ウェター)は、両親を事故で亡くして以降、苦悩の日々を送っていた。ある日、偶然再会した幼なじみが自身の夢をかなえたことを知り、アレックスは忘れかけていた自分の夢を実現すべくミスコンテスト出場を決意する。下宿の家主ヨランダ(イザベル・ナンティ)や個性豊かな下宿人たちに支えられ、アレックスは男性であることを隠したまま厳しい審査を勝ち進んでいく。
初めてポスター見た時なんて綺麗な人なんだろうと思った。
でも予告見てびっくり！
何とこの方は、男性なのだ！
実際にジェンダーレスモデルとしてフランスで活躍してる方らしい…
えぇ！気になる！絶対見なきゃ！って思って鑑賞したんですが、とっても良い映画でした！
先日鑑賞した「マーメイド・イン・パリ」もとっても素敵な世界観でワクワクしたんですが…今作も同じようにドキドキ、ワクワク…心臓が高鳴りっぱなしでした！
もう、彼の美しさを大きな画面で観られるだけで胸いっぱい！
女の私でも羨むほどの美しさ。
それが彼の内面からも溢れ出ていて、より魅力的に映りました。
つい夢は年齢や性別で諦めてしまうこともあるけれど…
胸がときめいたのなら、そんなしがらみ関係なく前進するのみなんだ！と勇気を与えてくれます。
名言もなかなか多くて、「普通と完璧の距離は分かる？-数ミリよ」や
「他人に自分の価値を決めさせるな！」など心にビシバシ刺さる。
アレックスの周りにいてくれる家族のような存在がとても温かくて最後はうるうるしてしまった。
多様性という言葉を最近ものすごく聞くけれど、みんな違って、みんな美しいんだな。
コロナ禍で鬱々としがちだけどポジティブになれる素敵な映画でした！
私的には☆☆☆☆2かな。
