ちゅにちゃん

逃げた女のちゅにちゃんのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
2.0
結婚して5年、いつも夫と一緒だった主人公が、夫の数日間の出張を利用して初めて夫と離れて一人で友人を訪ね歩く。ストーリーは単純で、友人宅でも特別な話題が出る訳でもなく、雑談ばかりが交わされ単調で退屈な時間が流れていく。主要なテーマが分かりにくいのもこの作品の特徴。吉岡里帆さんのコメントが劇場に掲示されていたが、恐らくコメントを書くのに苦労したのではないか。タイトルの「逃げた女」は、むしろ目的もなく「さすらう女」と読み替えた方が適切かもしれない。