ゆみモン

野獣の青春のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

野獣の青春(1963年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

大藪春彦原作、鈴木清順監督のハードボイルド映画。
宍戸錠の刑事崩れが恩義のある先輩刑事の復讐のため、やくざ同士の相討ちを狙ったもの。

宍戸錠が元刑事であることは途中で明らかにされる。どんでん返しはそれだけかと思いきや…。
先輩刑事・竹下の妻(渡辺美佐子)が、一方でサディスト親分野本(小林昭二)の六番目の愛人であったというどんでん返し。
さらに、妻は野本に言われてスパイとして竹下と結婚し、竹下殺害も野本に脅されてやったと告白するが…。
しかし、最後の最後に、夫と売春婦自殺事件の本星は妻であったというスリラーでもある。