【ルッジェロ・デオダートの『廃人族』】
『食人族』の食人、でなく職人監督ルッジェロ・デオダート最新作とのことで当たり屋レンタル。
ハロウィンの夜、ハメ外し過ぎて死人まで出してしまう、学生グループのトンデモな一夜。
ここまでの殴り書き映画は久しぶりな気がする。一応物語らしきもの…というか、死因はナンダ?死体の処理ドスル?という目的はあるも、横道ソレマクリ行き当たりバタリアンに進みどうでもよくなる。
そもそも、バカがバカやって苦労するっていうだけなので共感度ゼロ。
ルッジェロさん、どれだけ映画撮っていないのか知りませんが、撒き餌を常に忘れないのは職人監督?らしく素晴らしい。程よい間で必ずおっぱい登場し、高速での居眠り運転防止策のような効果があります。
そもそも、ヒロインも死体娘もボインバインで、露出に躊躇ゼロ。逆に貧乳率はゼロですね。イタリアならではとは思いますが、おっぱい映画としては価値あり!
…見どころ、それくらいですが。
ジャッロやアルジェント映画などからの系譜は感じるものの、変わったコトやろうとして、自爆しちゃった感じでしょうか。
この監督絡みでは、『食人族』ゲーム化の方が気になる。その後どうなったのかな?
<2020.4.11記>