🙇♀️💦新年早々、勇気をだして正直レビュのコーナー第1投です💧
今作は、GOGO（カレンジン語で“おばあちゃん”）こと94歳のプリシラ・ステナイさんが通学するドキュメンタリー？🤔🌀
テーマに肉薄したドキュメンタリーが観られると思っていたので🤔しっくりこなかった💧
目や耳に衰えを感じる94歳のGOGOと、活発な小学生がずっと一緒に授業を受けるのが酷で😔💦
あなたには失望したと叱責する教師がいたけれど、歳を重ねて老いを覚える身体で尚、子どもの頃には叶わなかった学ぶという念願を達成しようとするGOGOに、敬意も優しさも足りないんじゃない？と思えて。。
教育者なら知らなかったことを知る悦び、学ぶ楽しさをつたえてほしかった。
（監督のインタビューによると、女性教師はGOGOに合格して欲しいと本当に願っているので、少しだけ彼女に揺さぶりをかける意図で強く叱っていたらしい😔）
でも、寄宿舎の建設現場で棟梁にクレームを出しているGOGOの姿にも違和感💧
気を取り直して💦よかったところを思い出します❗️
修学旅行先のサヴァンナ。
高い木の上の葉を食むキリン。それとは対照的に草原で眠りを貪るライオン。
（草食動物と肉食動物の違いは大きいですね！持久力より瞬発力の私は肉食動物です）
子供たちのキラキラした澄んだ目🥺
マサイ族の女性の就学事情を知りたくて調べていたら監督のインタビューをみつけた。
（😩⚡️やっぱりテーマには心を掴まれる）
https://www.google.co.jp/amp/s/www.moviecollection.jp/interview/62714/%3famp
（以下抜粋）※memo
──背景について
・ゴゴの住居はケニアの奥地（農業地域）
・小さな囲い地にそれぞれの家族が1つか2つの畑でとうもろこしを栽培
・この地方の多くの子どもたちが自宅よりも学校が快適、質素でも三度の食事が保証されるから
・中学以降の授業料を支払うことができないため、奨学金を得ることが進学する唯一の方法
・ここの住民たちは映画館に行ったことも、本を読んだこともなく、質素で、経済的に不安定な生活をしている
・ゴゴが属するのはカレンジン族
非常に長寿の人々で、ゴゴには100歳を超えた2人の兄がいる
──GOGOの人生の節目
・少女たちは通学を禁止され学校へ行く代わりに畑で働き、牛の世話をしていた
・彼女は祖母に助産師の仕事を教わり、現在も続けている
・村の多くの子どもたちの出産に立ち会い、学校の女性教師が生まれるのも見てきた
──言語
・この地方では、ほぼすべての人が3つの言語を話す
①種族の言語であるカレンジン語
②東アフリカの言語であるスワヒリ語
③少々の英語
・ゴゴはカレンジン語しか話せず、学校で他の2言語を学んだ。
──小学校について
・私立の学校で、校長のサミーは大きな食品会社を経営
・校長は非常に貧困な家庭出身
・幼少期に彼が学校に行くのを助けてくれた人がいたため自分に与えられたものを地域に還元したいと登録費が非常に安価な学校を開設
・GOGOにそうしたように、支払不可の生徒たちも受け入れ
──学校の近くに住んでいるディナとは？
・彼女は校長の家族で、特に食事の面でゴゴの世話をするように頼まれていた
・彼女たちは非常に親しくなった
──修学旅行について
・その年によって、ビクトリア湖、もしくはオロオロロ断層崖が印象的な『愛と悲しみの果て』が撮影されたマサイマラ保護区への旅行を学校が計画
・バスで約12時間
・当初、生徒たちはテントの中でジャングルの音を怖がっていた
（彼らはライオンもキリンも見たことがなかった）
──現在、GOGOは？
・修了証書はもう彼女の目標ではない
・今のモチベーションは建設されたばかりの小さな診療所
モナコ公国が援助したプロジェクト
この診療所は、家族に拒絶されて学校に通えなくなった若いシングルマザーのための避難所
GOGOは月曜日から水曜日まで学校に行き、週の他の日は診療所にいる
──監督からのメッセージ
監督：ゴゴの物語を通して、教育を得るために生涯をかけて闘ってきた女性の奮闘ぶりを見せたいと思います。
ゴゴは世界の子どもたち、特に少女たちを学校に行かせない親たちに、教育は財産であることを彼女の村から示したいと望みました。
貧しい国では、誰かひとりを就学させる機会があるならば、男子を選ぶのです。女子は子どもの時から家事に追われ、家族を助けるために働かなければならないか、一人前の女性になる前に結婚させられることすらあります。
私は世界中を駆け巡り、人々の現実を被写体との距離感と親密さを織り交ぜながら撮影する映画監督です。これは、ゴゴのような素晴らしい人間の冒険譚です。私は、教育の奨励に捧げられたその人生の集大成に向けて、付き添っていきたいと願っています。
