油性

国葬の油性のネタバレレビュー・内容・結末

国葬(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

粛清裁判を先日観てからの本日鑑賞。
カラーとモノクロ混じってるのはなんなの〜と思いつつ、カラーだとやっぱ赤が目立つ。花も基本赤いし。(調べたところロシアでは故人が好きな花か偶数本のカーネーションをもっていくらしい?)てか花に囲まれてるスターリン、す〜ごい映画っぽく作った映像みたい。美しいというかド迫力というか。
てか普通に映像として残ってるけどみんな絵になるな〜ハンカチで涙おさえてる人とか渋い表情してる人を2時間くらいみせられてる訳だけど映画として成立してしまうんだから。かくいうわたしは今回も字幕オチだな?と察してちょいちょい寝てた。ナレーションも音楽もないし市民もひたすら黙ってるところに急に砲弾ドッカーン汽車ポッポー!!!でびっくりして目覚めたけど。。。ネタバレ⚠️というけどネタバレも何も、再構成というにはかなり控えめだし、そのままじゃないかな。
あとは字幕に出る地名と人の顔が写されてロシアってマジで超大国だと感じる

虐殺やら餓死で多数の死者がでてる一方でこれだけの人がスターリンの死を悲しんでるのも事実なのを忘れたらダメというか、今までのソ連の独裁=悪って感じの描写とは違うところに意義があるのかな〜と。まあ事実として字幕は出るんですが。
映像はスターリン寄りにバイアスかかってないのかな?あんなにみんな泣く?これが国民の総意?と疑っている自分がいます
スターリンに対してどれだけの人が支持してどの層が反感を持ってたかを理解しときたい。
油性

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