鬼才セルゲイ・ロズニツァ監督の代表作。
30年間ソ連の最高指導者として君臨したヨシフ・スターリンの国葬をおさめたドキュメンタリー。
モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えたフィルムは、総勢…
言わずと知れた20世紀の怪物、ヨシフ・スターリンの国葬を舞台とした作品。
ただただ観る限りには本当に何も起こらない、ナレーションすらもない映像。
「鬼才ロズニツァ」と聞いて観る人には、拍子抜けで…
国葬が割とタイムリーなので観た。移動のシーンが長くて退屈だったけどなんか別に観れる。
所々白黒になったりするの印象がガラッと変わって個人的には良いなと思った。
国民がここまで涙したりすることの違和感…
延々と、スターリンの葬儀の様子や当時のソ連の民衆が広場に集まって、その死を悼む様子を描いた映画である。人間の精神とはかくもコントロールされてしまうのか、私たちは普段ものを自由に感じたり、考えたりして…
>>続きを読む これほど壮大な国葬とは知りませんでした。弾圧や粛清で多くの人が亡くなったことがサラッと最後に字幕で説明されます。
工業大国となった功績、秘密警察や罪の捏造、強制収容所送り、飢餓、あまりに両極端な…
粛清裁判を先日観てからの本日鑑賞。
カラーとモノクロ混じってるのはなんなの〜と思いつつ、カラーだとやっぱ赤が目立つ。花も基本赤いし。(調べたところロシアでは故人が好きな花か偶数本のカーネーションをも…
粛清し続けた指導者の死に対して、国民がどんな思いで参列したのか私には全く想像つかないけど、街中に翻る赤色の旗と肖像は崇拝の対象として、死してなお民衆の思想を統一せんとしてる感じがしてなんかぞわっとす…
>>続きを読む『国葬』観賞。セルゲイ・ロズニツァ初日本上陸作品。過去のドキュメンタリー映像をつなぎ合わせて作品化する、アーカイヴァルフィルム。「国葬」という過去の事実を高い練度で再構成、当時の熱量をも再現。
巧み…