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悪の寓話のKnightofOdessaのレビュー・感想・評価

悪の寓話(2020年製作の映画)
2.0
[世にも悲しいおとぎ話] 40点

ベルリン映画祭のコンペに選出された、『ドッグマン』などの脚本で有名なディノチェンツォ兄弟の長編二作目。語り部が発見し没頭した少女の日記の続きという形で紡がれる四人の子供の物語。それぞれが機能不全に陥った家族と共に生活しており、それぞれが青春を生きている。中途半端にエロい青春映画という感じで、来週には見たことすら忘れてそうなくらい全てが薄く、毒にも薬にもならないのは正にベルリンっぽい。どんな映画祭でもコンペ選ぶのって大変なんすね。
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