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セイント・フランシスのまっとのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
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罪の告白をするところで絶対にないとは思いつつも絶対中絶の話は出ませんようにと祈るような気持ちで見ていた そんな物語じゃないってここまでで描かれていたのに怖がっちゃったな

こんな世界だと「子供に悪い」という気持ちがめちゃくちゃのめちゃくちゃに分かってしまう〜〜 そこで大げさに否定もせず「でも生まれてくることを選ぶでしょう」と返されるの良かったなあ そりゃいま生まれてブリジットのお母さんみたいな人に愛されてそれなりに生きてるから、ブリジットはそう答えるしかない それでもお母さんはブリジットに生まれてくることを選んでほしいよな ブリジットだってもっと違う場面だったら違うふうに答える日もあるだろうし、世の中には色んな色んな色んな人がいるけど、ブリジットのこういう答えが出る姿は、すごく正しい(なんか言葉のチョイスが違う気がしてるけど揺るぎない的な意味で)ことだと感じた

どうあっても「出会い」と「人と人が尊重しあう姿」が良いものだとして描かれる映画は、安心しますね
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