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ペルシャン・レッスン 戦場の教室のshuwaのレビュー・感想・評価

4.0
あの時、本を交換してなければ運命は違っていたはず。

タイトルまんまペルシャ語レッスンの話。

ナチスに囚われたユダヤ人、ペルシャ人と偽り収容所を生き延びるために、偽の言葉を教えるストーリー。人情が生まれ、偽の言葉で繋がる2人。徐々に心を開いていく将校。

どこでバレるかヒヤヒヤしてたまらなかったけど、あの「お母さん、家に帰りたい」は意図して呟いていたのか、どうなのか。

なぜ人間はこんなにも酷いことをできるのか、人種や宗教の違いで多くの人が犠牲になる世界はいつ終わるのか。

ナチス=ドイツ人と思ってたけど、ベルギー人でもいたんだな。

ラストは、何とも言えない。一人一人の名前を読み上げるシーンは涙が込み上げてきた。
この偽ペルシャ語レッスンがなければ、消えた名簿に残っていた多くの人の名前が失われていたと思うと、、

ジルに既視感があったけど、天国でまた会おうに出てた!スッキリ
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