このレビューはネタバレを含みます
「死」を題材にする作品はやっぱり悲しい。
実話に着想を得たとなると尚更…。
親として子の幸せを願うのは当然。
でも、自分の選択が最善かなんてわかるわけがない。迫り来るタイムリミットの中、我が子の里親探しをする窓拭き屋さんのシングルファザー。窓越しに見えるものが次第に変化してたのはメタファーだったのかな…。トラック、子供部屋、お墓…。
最初から最後までゆったりと進む話。
マイケルの絶妙な表情が終始自分がいなくなった後の不安を悟ってるかのようにも感じた。子役の子すごい。葛藤しつつ、思い出ボックスに全てを残したジョンもいい決断をしたと思う。手紙もきちんと書いて、母親の思い出も…。
自分がいなくなった後の、我が子を大切に育ててくれる人を限られた中で選択しないといけないなんて辛すぎる。。最終的に選んだ里親はあの方でよかった。悲しいけど、
