"眠れるまで手を握ってもらう。でもいつも先に眠っちゃうんだね"
【STORY】
リアルな人間の姿をしたAIと過ごす人々を描く、静かで薄暗く、歪で詩的なSFドラマ。
【一言まとめ】
●よくある感情ロボット系だが雰囲気が独特
●サントラが不穏過ぎて心が沈む(褒め)
●AI感が完璧なビジュアルに感嘆
●あまりに静かで睡魔とのバトルに😅
【感想】
《東京国際映画祭④》
《オーストリア映画3貫①》3貫目
オーストリア映画3貫の〆めは東京国際映画祭の今作❗️
よくある "人形やロボットが感情を持ってしまう" パターンの切ない系SFドラマなのですが、雰囲気や台詞、細かい設定が独特でゾクゾクしました。
同じ台詞を繰り返す演出や薄暗く静かなカット、そして心を沈めてくる不穏過ぎるサントラ。ありそうでない今作ならではの世界に昇華されていたと思います。
1番ゾクゾクさせられたのは、AIドールのビジュアル。あれは見事としか言いようがありませんね。本当に "99%人間だけどなんか違う" を体現する姿。あのビジュアルを作り出したキャストとメイクに拍手です👏👏👏
あと、"舌" と "あれ" のシーンは衝撃的でしたね…
ただ、僕のコンディションのせいなのですが、静かで暗いカットがあまりに多く、仕事終わりで体力が微妙だった僕は中盤しばらく睡魔との大バトルを繰り広げる羽目になりました😅
【個人的ランキング】
《TIFF2020トップ10》
①燃ゆる女の肖像
②皮膚を売った男
③ラヴ・アフェアズ
④ノー・チョイス
⑤スカイライン-逆襲-
❻トラブルウィズビーイングボーン
⑦新感染半島 ファイナル・ステージ
⑧ポゼッサー
⑨モラル・オーダー
⑩スレート
---
観た回数:1回
直近の鑑賞:東京国際映画祭(20.11.04)