やんなる

大怪獣のあとしまつのやんなるのレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
1.1

クソ。紛れもないクソ。

クソ映画は好きだけど、ベクトルが少し違う。

特撮、ゴジラ、ウルトラマン、またそれを制作している人たち、それを楽しんでいる人たち、ギレルモデルトロ、庵野秀明、そしてそれを好きな自分を馬鹿にしている。
何がクソかをあげるときりがないし、その文字を打つ時間も無駄。

特撮を新たな角度から切り込んだ作品なんだと期待すると肩透かしどころか後悔しか残らないと思うので、それを想像した人にはお勧めしない。

真面目な作風と勘違いしてた自分が悪いのかもしれないけど、終始ふざけたギャグシーンが続くも終始クソ滑ってる。苛立ちを覚えるくらいに滑ってる。


深夜何となくつけたテレビで知らない芸人がふざけているのを見て、クソつまんねえなと思うあの瞬間が定期的にラストまでくるという拷問のような演出。


しかもそれが知らない芸人ならまだしも知ってるプロの役者が全力演じてくれているのだ。

彼らに罪はない。

とは思うけど、非常に残念である。

失礼なこと言うけど西田敏行先生はもう判断力が衰えたと、いうことにする。


最大の被害者は山田涼介。燃えよ剣でよかったのにこんな作品の看板にさせられてかわいそうに。


役者とノリでもしやと思ったら時効警察の監督だった。時効警察はいい、けど死ぬほどこの作品はクソ滑ってる。


そして今作の配給が松竹と東映なのである点も非常に残念である。

劇場版のウルトラマンを配給している松竹、仮面ライダーや戦隊の配給をしている東映。


任天堂がゲームを馬鹿にした映画を作るかい?
ディズニーがアニメを馬鹿にした映画作るかね?


さあて!!!

みんなで東宝が配給する2022年5月13日(金)公開のシン・ウルトラマンを見に行こうぜ!!!
やんなる

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