レジェンド呼子

大怪獣のあとしまつのレジェンド呼子のレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
1.8
『誰でも人々を泣かせることはできるが、人々を笑わせるには才能が必要だ。(チャップリン)』

「特撮映画で出てくる大怪獣は、倒されたあと誰が後始末してるんだろう?」という、誰もが一度は考えたことがあるナゾから着想を得た、特撮コメディ……になりたかったであろう映画。近年稀にみる悪評から"令和のデビルマン"という異名までつけられてしまった歴史に残る迷作(デビルマンよりはマシだと思うけど)。

"笑えないコメディ"が一番見るに堪えない。大体観客たちは「どうやって大怪獣の死体を片付けるのか?」というテーマの大喜利で笑わせてほしいのに、いざフタを開ければ「う○こ」だの「ち○こ」だので笑わせようとしてきた。かく言う僕も正直「う○こ」を面白いと思ってるタイプだけど、今回に関しては求めてるのがそういうことじゃなさすぎて流石に受け入れられなかった。……てか「う○こ」「ち○こ」言っとけば観客は喜ぶんだよ!って思われてると思うと腹立ってきたな。

しかしラストシーンは最高に面白かった。
続編待ってるぞ!!!!!!!!