「一般論、一般論。あくまで一般論。ぱんろん」
え？思い付いたままに殴り書いたの？と思う程のゆるいセリフが三木聡さんらしくて好きだわ。
逆にどこか哲学を思わせるもののやっぱり哲学もくそもないアホさ100%のセリフも好き。
「悲しくて泣いた涙も、鼻毛を抜いて出た涙も違いはわからんだろう」
一瞬真意を咀嚼しようと試みてから悟るんだけど、まるで深い意味はない。
ストーリー自体は文化祭の演劇レベルにくだらないんだけど、コンセプトの着眼点は秀逸すぎる。
世の中の酷評も理解できるのだが個人的には「恐ろしく無駄に壮大なコントだこれは」と言いきかせて気持ちに折り合いをつければ嫌いじゃない笑。
