このレビューはネタバレを含みます
子どもの頃の思い出補正が強く、それが評価の大部分を占めてしまっているかもしれないが年に数回は必ず観るくらい好きな作品。
Filmarksに登録してなかったので折角と思い再度鑑賞してみたらやっぱり好きだな〜と。
原作が児童書ということもありどうしても展開の説明不足感やキャラクターの心情描写が欠けるところも多いが本来なら相容れない2つの世界が出逢う世界観や映像、キャラクターが全て好きだ。
特にジョンパウエルの音楽が素晴らしい。タイトルバックなんて絶対これから面白い映画が始まる!というわくわく感で胸がいっぱいになる。
伝えたいメッセージ性もシンプルなのも良い。市長が息子ジョージョーに期待を寄せすぎて空回りしてしまったり、子どものためにと怒れる親たちに子どもが萎縮してしまうシーンは私たちの世界にも通ずるものがある。
でもそんな中で象のホートンだけはどんなに小さくても人は人と自分自身に約束したことをただ守って突き進むだけ。どんなときでも自分を持っているホートンがとても好きです。ラストREO SpeedwagonのCan't fight this feeling みんなで歌うシーン大好き。