このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写会にて鑑賞。
希少本ディーラーをメインに据えたドキュメンタリーで、前半は本に限らず骨董品やアート作品も登場して色々見られて面白かった。
オズの魔法使の初版本を5ドルで買ったおじさんとか、ディーラーになるきっかけも様々で興味深い。
後半は冗長なインタビューが多めで退屈だったが、「コレクションを発展させるとアーカイブになる」「本が死ぬという考えはもちろん間違っている。7年前のパソコンのファイルは開かないが、500年前の本は開けるし読むことが出来る」といった名言が聞けたのは良かった。
デヴィッド・ボウイがフラン・レボウィッツの本を借りパクしてた話がねじ込まれてたのは、監督がどうしても入れたかったんだろうな…
以下、劇中で紹介された希少本ディーラーや古書ディーラーが登場する映画
・素晴らしき放浪者
・ネバーエンディング・ストーリー
・ナインスゲート
・運命の女
・三つ数えろ
・チャーリング・クロス街84番地