どんとこい侍

アイヌモシリのどんとこい侍のネタバレレビュー・内容・結末

アイヌモシリ(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2022年6月、日テレ系列の放送録画で初視聴。

ドキュメンタリーかなと思ってたらリリーさんが出てきたので、映画なのかーー!ってなった。皆さん、口数は決して多くないけど目は口ほどに物を言うお芝居素敵だった。景色が素朴で空気が澄んでるんだろなと思った。

家にはペットがいてスーパーに並んだ肉しか見ない私たちは屠殺をつい残酷って思ってしまうけど、アイヌの文化や伝統をイベントや見世物のような感覚で覗き込んでよく理解せず自身のものさしで判断する事も人として残酷だなぁと知る。

若いカントくんは狩猟とか神に感謝という感覚は持ち合わせてないだろうし、子熊に痛い思いをさせる儀式が必要あるのか考えてしまうよな…
何となくアイヌの血を煩わしく思って知ったこっちゃない感じで死者の村(洞窟)に雪投げてたけど、ラストは何か腑に落ちたのかな…?

昔ウルルン滞在記で、原住民族の元でホームステイしてペットみたいに懐いて餌も与えてた鳥だか猿だかが最終日にご馳走として出てきて、女性タレントが衝撃受けて泣きながら食べてたのを思い出した。

どうでもいいけどゴールデンカムイ未読なので、アイヌと言えばシャーマンキングのホロホロ。