へいゆ

街の灯のへいゆのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
3.8
2回目か3回目。

チャップリン観ると言葉の滑稽さや無意味さを感じざるを得ない。でも社会において言葉はたいせつだけどな。

それにしても動きがコミカルで表情が豊かで面白く、それも言葉を削ぎおとしているからなのだと思う。

ピュアな物語とよく言われるが、この主人公はけっこうわがままで自分大好きなのではないかと思う。盲目を治してあげたいという気持ちだけを本当にピュアに持っていたのかな、ただ彼女に自分のことを好きになってほしかっただけじゃないのかな、と、このストーリーをみていると思う。

だから、そこはけっこう、主人公は世の男と同じレベルなんじゃないかと笑。

むしろ、自殺志願者を海沿い(川沿い?)で本気で助ける姿のほうに、彼の人間の本性を感じるのだ。
結果として優しい心を持っていることは違いないんだけどね。