ゴーストバスターズといえばこれですね！

超常現象研究会に所属する三人の女子高生が
ゴースト退治する話。
いろいろなゴーストが出るのですが
基本的にお祓いで退治します。
後半　色情霊というのが出てきて
どう見ても女子高生に見えない
女優たちのおっぱいポロリもあります。
掃除機を改良したマシーンで
ゴーストを吸いこむところは笑えます。
最後の敵が変なクリーチャーなのですが
無駄に金がかかっています。
三人の女子高生のお色気シーンがないのが残念。
見どころはセーラー服でバンジージャンプだけです。

マイナー美少女映画発掘シリーズ。
超常現象研究会に所属する3人の女子高生たちが、学校の周りで起こる怪事件を霊能力で解決していくホラーコメディ。

顧問の先生から解決を依頼されて怪事件を調査していくのが基本の流れだが、前半は複数の事件をテンポ良く済ませ、中盤以降の1つをメインとする構成。全体的にゆるいコメディチックな雰囲気で、前半の事件も音楽室から聞こえるピアノの音というザ・都市伝説という感じなのだが、そこに多発する生徒たちの自殺が絡んでいるなどブラックな側面も。

中盤以降のメインは、顧問の後輩である女性教師から依頼された事件で、彼女の高校の女子生徒達が突然淫乱になったというもの。このパートは明確にクローネンバーグ「シーバース」の女子高生版といった感じで、淫乱になる設定のほかに大量のチンポ寄生虫という要素まで模倣している。(予告編見たら「ペニラ」という名前らしい)
とはいえ真相となるのは幽霊譚というテイストのガバガバさを気にも留めない姿勢はむしろ好感が持てる。依頼を受けた段階でかなり取り返しのつかない事態なのだが、女子高生とヤリ放題な環境を男性陣がほぼ誰も解決しようとしていない、というのも納得感がある。

一応ゴーストバスターズ要素として掃除機も登場するのだが、お札をフィルターとして設置することで吸い込んだ悪霊を善霊に浄化する、というのが日本的な独自アレンジでかなり良いなと思った。浄化された霊の見た目がモロに精子だったのは笑ったが。

クライマックスの屋上バトルは、敵も味方もやたらダラダラしておりテンポの悪さは気になったものの、チンポ虫の苗床みたいにされた女子生徒やチンポ感を強めたラモン・サラザールみたいなビジュアル、さらに唐突に仕掛けられるおばあちゃんとの思い出汚染の奇妙さが面白かった。

そしてエンドロール後には、まさかの高須クリニック院長 高須克弥がチンポ虫に包茎手術を施す姿が！確かに彼は包茎手術を日本に浸透させた張本人として知られ、チンポにゆかりのある人物ではあるが...(エンドロールをよく見たら、本作に協賛しているらしい)
本人は別に好きじゃないけど、息子の高須幹弥のYouTubeはよく見てます。

• #マイナー美少女映画発掘シリーズ

90年末〜2000年代、とある事情から大手メーカーがホラー映画のリリースを敬遠してたその隙間を縫うようにホラーのリリースを盛んに行なっていた今はなきJVDの初期の自社制作作品。

この当時のチープなビデオ映像の質感にエログロナンセンス揃えた実にビデオ映画らしいビデオ映画。クリーチャー描写に見応えがあってそれが最大の魅力となっているのでエロは要らない気もするが。メインの3人が担当でもないし。ポップなコメディ感も他のJVD制作作品より見やすい。

山内大輔監督とかニッチな方向性のものが多かった。なんでかそっちの作品の方がDVDえらいプレミア価格付いてるけど。