風来のリヨナ

Pandamonium(原題)の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

Pandamonium(原題)(2020年製作の映画)
3.1
ドーモ。アリエル=サン。パンダです。

いいトコに無事就職を決めたアリエルさん新入社員。しかしここ、会社の風土が終わっており、特に上流らしい6階の男性社員たちは80年代オラオラノリでやりたい放題。アリエルは美脚のせいで名前ではなく ”足” 呼ばわり。

そんな連中、定時後にストリッパーを呼び出して社内でパーティなのだけど、そこに何の目的か…殺人パンダマスクがエントリー!アリエルも巻き込まれ…みたいな。



なぜだか身に覚えが半端ではないパンダマスクな殺人者によるオフィス・殺戮・スリラーです。

パンダが来て殺す。本当にそれだけの”ザ・C級”なので、お話は取り立てたものは…会社のスーパー男尊女卑気風だけは少し面白かったかな?無駄にDパートまであるし…。

何はなくとも唯一の見所にして本作の全て、パンダマスク。バシッとスーツで決めて、胸にはパンダのピンバッチ。白い手袋に大きな包丁を持った彼、妙に良い声なのでやけにセクシーです。マスクがドクロをベースにしてるような異様な骨張り方をしてるのが印象的。耳はフワついてる。かわいい。おしまい。…おしまい。

…キル数は割りとあるんですけど、質はお察し。1名を除く野郎共の最悪パートが3分の1くらい占めてて、(早く…パンダ来てくれ…)と感じること寒空の下のバス停が如し。来ても色々と知れてるので、よっぽどパンダに執着がなければ厳しいかも…。僕は執着してます。ナイスパンダ。

個人的に気に入ったのは、頭にCtrlキーぶっ刺さる人、切られたちんちん冷静に拾う人です。
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