miyabi

Swallow/スワロウのmiyabiのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
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十二単の色合わせ どんぴしゃでツボでした。羊解体 懐胎 受難から展開し異物を飲み込む事により安静をもたらす歪な安心感はフリークスではなく。愛を確認する事で自らの存在を許す妻と、父に膝つきいつまでも幼稚で軟弱な夫に嫌気がさしたが、モーテルで電話を切ってから土をむさぼるハンターの悲しく美しい姿と父との対話に涙むせる。私自身異食障と類似した状態に今も対峙している。理由はなく、病で居たいからというねじれた承認欲求でもなく、ただ気持ちがよく満たされるという男女間のあれをひとりで満たしているというだけの大したことではないと、自らを慰めているだけのだ。長々書いたが、疾走を手伝うあの家政婦の目が忘れ難い
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