スワロウ＝飲み込む。
ヘイリー・ベネットはけっこうタイプだけど、役者としても巧くて、異物を飲み込むのに逡巡し、その後に恍惚とする姿とか、1人舞台でも魅せてくれる。
何でも飲み込むのは自傷行為のひとつだろうが、それに少し理解できる自分がいる。というのも、この映画はホラーと思ってたが、本筋は主人公のマインドを巡る旅であり、自己と向き合う物語だから。監督は性別不明？らしいが、映像も、語り口も、男性のみの観点では作れない映画に仕上がっているし。
夫をはじめ周囲の人物がソフトにクズすぎて、ヘイリーを追い詰めるための存在に「記号化」しすぎてるところがあざといんだけど、もっと評価★が多くていいのになぁ〜と( ͡° ͜ʖ ͡°)
