理想の人生を送っているはずなのに、息苦しさを感じているハンター。
私は幸せなのだと自分に言い聞かせていた彼女はある日、異物を飲み込むことで自由を手に入れられることに気付く。
そこに愛はきっとあるのだろうけど、結局は自分の思い通りにしたいだけなのだと気がつくあの感じ。
お金があって、1人の時間があって、何不自由のない生活を送っているように見えるけれど、自分は幸せだと思えないあの感じ。
セリフでは多くを語るわけではないけど、表情や空気、色彩からはいろんなものが伝わってきた。
ヘイリー・ベネットの圧巻の演技、画の美しさ、そしてあのラストの選択…何もかも忘れられない。