MIKE

ハッピー・オールド・イヤーのMIKEのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます


実家の一階にミニマリスト的な事務所を作るために断捨離を始める話。
家族の思い出の品、自分の思い出の品、返していなかった物、いろんな物や過去と向き合いながら整理を始めるが、全部捨てます!では済まなかった…

これまで向き合ってこなかったものと向き合いながらの作業はなかなか大変である…
長く放置したものこそ複雑に絡まって、固まって、ほぐすところから始めないとダメ。
自分が目を背けてきた現実と向き合うのはすごく勇気がいるし、すごく辛いけど、乗り越えていかないといけない時はくるんだなぁ。
その時にまた目を背けるのか、なかったことにするのか、きちんと向き合うのかは自分次第。
自分は何事も目を背けて向き合わずに生きていくタイプだったけど、自分を好きになるには、胸を張って生きていくには向き合っていかざるを得ない、いつまでも逃げることはできないなら早めに向き合わないとと思えるようになった。
そうしてからは自分のことを少し誇れるようになったが、これは自分がぶち当たらないと実感しないのよね。

結構静かに進む映画だったので前半何回も寝落ちしたのですっぽり抜けているところもありますが…
兄貴が癒しなのと、ミーはただかわいそうだった…
でも向き合ってもらえてない相手とは早く切れた方がいいのかな
MIKE

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