《2021年 劇場18本目》
ふり返り鑑賞記録。
この映画で描かれる震災の事、生活保護という社会制度の事を今まで自分がよく知らなかった事が恥ずかしく、不甲斐なく思ってしまうほど辛く、苦しく、切ないストーリーでした。それでもそれほど鑑賞できてよかったと思える映画でした。
みんながそれぞれの立場でもがき苦しみながら生きていて、「助けてほしい」と声をあげることもできずに護られなかった者たちもいる。でも護らなかった者が全て悪かといえばそうとは言い切れない。そのような難しい問題を考えさせられる映画でした。