このレビューはネタバレを含みます
きっしょい映画。
観てる間、本当に「気が狂いそう」だった。
冒頭で誰かが捕まって、その後時制を戻すと殺されそうな親父が何人か登場っていうサスペンスはまあそんなに悪くはないと思うけど、
そんなことよりこの映画が熱烈に語りかけてくるメッセージ性が古臭く陳腐できっつい。
いつの時代だよ?って、
携帯小説かよ?って、
主要キャラもきっついんだけど、何年も前の青春ドラマみたいなその他の学生たちのわちゃわちゃ感の気持ち悪さときたらたまんないものがある。
若者が世界に抱く納得いかなさの象徴がブルーハーツってちょっとカッコ悪すぎる、
本当にブルーハーツの反骨精神的なとこを表現したいなら曲使わずに映画で表現すればいいのに。
あと夜中のデパートに忍び込むの犯罪だから、トイレットペーパーのとことか心底イライラする。
そんでその後の「おれたち、ガキだな」ってセリフ何?マジで何?
なんかもう全編にわたってきっしょいんじゃボケぇぇぇ!!
と一人デッドヒートしてたんだけど、主役から端役まで誰一人として共感できる存在がいないからこんなにこの映画きらいなのかな。。
この映画の中に俺はいないし、例え過去に遡ったとしても俺があのスクリーンの中にいた事はない。。。
近くですすり泣く人の声とか聞こえたからまあそんなに悪い映画じゃないんじゃないかな、僕は嫌いだけど。。