台風クラブ。
この作品の場合は、
嵐の中、学校に篭るのではなくて、
閉店が決まった営業時間外のショッピングモールになる訳だが。
よくよく見ると、
学校内でのアクション加速はほとんど無い。
地方の学校=閉鎖感という定義が作品内であるのかもしれないが、学校外に学生たちが安らぎの場を求めている印象。
学校外で生徒同士がたまたま遭遇し、
学校で隠している一面が深掘りされていく展開。
『悪いことする奴は、あの中に閉じ込めてしまえばいいよ』
スポットが当たっている学生たち皆が、
それを実行してしまう行動力と
危うさがある。
でも、
その危うさが眩しい、清々しいのが、
学生時代の青春ごっこ。
大人になったら理解できないのは
当然のこと。