原作読まずに観れば良かったかな…というのが第一印象。
原作を読んでしまったせいで
「あーあの章がこういう仕上がりになるのね」
「おーここの設定はこんな風にアレンジされたわけね」
という目線になってしまい、映画単体として観た時の良し悪しがよく分からなくなってしまいました。
まぁ、原作が時間軸逆行のほぼオムニバス的な小説なもんで
これを一本の映画にするのはさぞ大変だろうと…
どことなくブツ切りな印象があったのはそのせいでしょうか。
それともやはり原作の印象が強すぎるが故の感想なのでしょうか。うーん…
悪くはなかったんですけど…
釧路湿原の眺めはそんなに多く映らないものの非常に素晴らしく
色々落ち着いたら釧路に行きたいなーと思わせてくれました。
あと、ヤスケンの圧巻の演技力には脱帽。
もう本当北海道の片田舎のガヤガヤして小汚い下品なおっさんにしか見えなくて凄い。
間違いなく大俳優です。
今までただの大変態だと思っててごめんなさい。
波瑠さんも他の出演者もとても良かったです。
そして道民的にはちょいちょい流れる山親父のCMな。幼少期毎日の様に目にしてたわ。なまらナツい。
