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存在しない夢の国のNのレビュー・感想・評価

存在しない夢の国(2012年製作の映画)
4.2
大きくなったり小さくなったりのクイズに彼女が出した答えってなんだったのだろう。父親かな。あの一瞬あの一日で彼女にとっての父親という存在は揺らいで崩れかけてしまった。それでも嫌いになれない。言えない。家族だから。
考えておく。の一言になんだか私が辛くなってしまった。フロリダプロジェクトのお風呂シーンもだけど、子どもが大人に近づく一瞬を写す映像にかなり弱い。自分の記憶を重ねてしまうな。

ディズニーをこんなにも不気味に映せるものなのね。
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