ジュライ

とっととくたばれのジュライのレビュー・感想・評価

とっととくたばれ(2018年製作の映画)
3.7
邪悪なアメリ、あるいはロシアのタランティーノ。アメリっぽいのはインテリアだけだけども。

内容としては「頼まれて彼女の父親を殺しにきた彼氏VS脛に傷を持つ現役刑事な彼女パパ」の一騎打ちからスタートし、微妙に登場人物も増え話が膨らんでいきつつも、回想シーン以外は結局ずっと一つの家の中で殺し合ってるだけのソリッドシチュエーション。

拷問などもあり主人公は早々に戦力外になるのでオチは読めるけど、観客を飽きさせないよう工夫がいろいろ凝らされてるので(全体的に出血量が多いので画も派手)、最後まで楽しい。
ジュライ

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