やはり愛ですね!
「感想」
私は面白いと思いました。
というか好きですね、こういう話。
こだわりも好きだしウィルスこのようなものを寄生虫に見立てた発想もすごいと思います。
すべてが反応や効果による現象である中で、愛だけが確かなものであった
とか
愛は現象のみではなかった
というようなお話。
「作り」
特に変わった作りはせずシンプルに作ってあります。
あえていえば、こだわりや掘り下げのようなものがしっかりと感じられる事です。
ウィルスのような寄生虫というものに例えて、現在すでに起こっていることの多くいやこれからもっと起こる事の大半がこれによる反応や効果であるという物語。
つまりすでに世の中で奇妙な出来事が蔓延しているんですよ。
面白い事は偏執的なものや病的なものだけではなく何かのこだわりやストイックなものまでもがここに入るってこと。
広範囲でいうと、思い込みみたいなものだけではなく努力も含まれてくる訳です。
愛するということもね。
だから愛は病気が治る・寄生虫を取り除いて病的部位を治せば消えるというら幻のようなものという判断が下されたのですが…
やはり最後は愛なのです。