地元の劇場で鑑賞済みだった
にも関わらず、
内容の殆んどを忘れていた。
改めて鑑賞しての率直な感想は、
楽しいが平凡。
事実上、主人公がマックイーンの
親友メーターとなっており、
そのメーターが国際的な事件に
巻き込まれていくスパイアクション映画
となっている。
メーターのキャラクターを生かした
展開はコメディとして面白く、
マックイーンとの関係に悩みながらも
お互いの友情を確かめていく
明るい物語だ。
しかし、カーズの世界観で
このスパイアクションを約二時間
描く必要があったかと問われると
疑問が残る。
事件の黒幕は誰なのかという
中途半端なミステリー要素も唐突で
伏線が微妙に感じた。
メーターのキャラクターとしても
場面によっては鬱陶しく
思う部分もあり、
個人的は良くも悪くもと言った
ところだった。
前作は親子で楽しめる作品だったが、
本作は子どもが楽しむ作品と言える。
メーターが主役の
スピンオフ映画だった。
