これはドキュメンタリーみたいですが、企画物かな?
トスカーナの小さな修道院の生活と周囲の田園で暮らす人々。
最初修道院が産業の中心になって村が出来ているのかも?みたいなことを想像して見ていましたが、豚の解体が出てきた時点で、キリスト教でもこれは違うだろうとと気づきました。単に修道院と村の生活を交互に移しているだけでした。たった五人しか修道士いないしなあ。
ここでも葡萄酒の醸造がフィルムに収められているのですが、樽の中に人が入るのはお掃除が目的なのかしら?葡萄酒はキリストの血だから教会のミサでも使いますよね。
しっかし、キリスト教の修道生活って禅宗の修行と比べると楽そう。
多分綿布で仕立てた修道士の服に信者さんらしきおばちゃんがアイロンかけているのをみた時は、そのくらい自分でやったらいいのにと思ってしまった。
ジョージアは一番東にあるキリスト教徒が主体の国家とこの映画祭で学びましたが、せっかくだからトスカーナじゃなくヨーロッパの一番西にある修道院にしたらいいのにと思ったりもした。
20年後に同じ条件で撮れたらまた同じ場所を撮りますというテロップが出ましたが、第二部はまだないよう。修道院自体がなくなっちゃったのかな?
それでもテロップでいいので現状を知りたい気はしました。