人との関わりを避けていた才女エリーが、色んな事を経験し、1人の女性として成長していく過程が見応えがあって面白かった。
特にエリーとポールが劇中で一緒にみた映画のワンシーンを、本編のラストで図らずも再現してしまうシーンが印象的。
陳腐だ何だと映画を酷評していたエリーだったけど、実際に映画と同じようにポールに見送られると思わず涙が溢れてしまうエリー。
ポールの姿が見えなくなったその瞬間に、何か腑に落ちたような表情で周囲を見渡し、そして優しい笑顔を浮かべる。「あぁ…そういうことだったのか」と。
優しい気持ちになれる作品なので、落ち込んだ時に是非また観たい。