超絶タイプな映画
ポールの恋愛感情がどんどんエリーに影響されて変わっていき、ふたりの間になんとも呼べない心地よい空気が流れはじめる感じ、どこかわかる気がした。
そしてそれが今にも壊れてしまいそうで、曖昧で、不安になってペンでなぞって縁取ろうとすると呆気なく壊れてしまうような、そんな扱いにくい関係だということもなんとなく知ってる。
友だちとか恋人とか人はすぐ名前を付けたがるけど、そんな簡単な言葉で説明できるほど、ひととひとの関係ってシンプルじゃないよね。心が通じあってどこまでも特別な存在や、このひととの時間があるだけでいいと思えるくらい心強い存在がいても、その関係には名前がないから他人にはその価値がわからない。
でも今のわたしはそれでいいな〜
おばあちゃんになったら孤独なひとになるのかな。それはちょっと嫌だな。