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TITANE/チタンのmahoのネタバレレビュー・内容・結末

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

4人殺してる途中の音楽がおどろおどろしいところから明るいとこになるそのバランス
サイコパス過ぎない、ただのサスペンスホラーになり過ぎない塩梅
途中から人を殺すこと自体が主人公にとっておどろおどろしい黒い感じだけじゃ無くなってるのを感じたり、視聴者としては、圧迫感怖い感ありすぎてうわああってなっちゃうところを中和してくれる感じ、ただの怖い映画じゃないよって示してくれる感じ
映画における音楽の入り方ってとっても大事よねと改めて思った。

消防車の倉庫でのパーティーみたいなシーンで、踊れよって皆んなに冷やかされて冒頭シーンみたいなダンスをして女性性を顕にした
後に、赤ちゃんがお腹蹴るのを笑顔で見たりね、
そうゆうシーンが好きなのです。
私は女性として女性という生き物がすごく好きだなあと思った。

あと隊長(パパ)も主人公と同じくらい狂ってることが、1番最後のシーンでよく表現されててゾクっとした。主人公の死を一瞬悲しむものの、大丈夫俺がついてるって赤ちゃんに言ったところが、拠り所というか自分の生きる意味を見出せる存在を渇望してる感じが伝わってきた。

最初の車とのセックスシーン、ドアどんどんの後に縛られてたから、本当は車の中で犯されたけど、主人公の中では車とのセックスって認識に昇華されただけかなと思った。
消防車の中でのやつは自慰かな。

チタンである意味が理解できなかった。
あらすじ読んでた限りだと対物性愛の話かと思ってたらそこにフォーカスが当たってたわけではなかった気がする。

あと何故か涙が止まらなくなる時があった。これは脳内の処理が追いついてなくて涙出てただけなのかわからない。自分でも謎。
とにかく絶対に私は母親になりたくないと思った。

これから解説読んで理解を深める。
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