両親が別居している主人公は、一夏の間父親の元へ。
隣家の様子がおかしいことを気にしつつ、マリーナでバイトをして過ごす。
そんな主人公の隣家の奥さんは魔女に体を乗っ取られていて、息子のディロンが怯えているのを見て助けようとするが、気付けばディロンは行方不明に……そして魔女の魔の手は隣家だけでなく、主人公たちにも伸びてくるという話。
魔女というかどちらかというと木の精霊のような感じ。
動きも人形っぽくて、他の映画で見るような魔女っぽさはあまりなかったかも。ホラー作品としてもあまり怖くはないので、苦手な人でも観られそう。
獲物として捉えた人間に関する記憶を消したり改ざんしたりするけど、弟の件は予想していなかったので、そうなのか!となりつつ、一体いつから……?ともなった。
ただ細かい伏線が張られていた感じはあるので、うまく回収したと思う。
ラストの花を見つめるシーンは細かいながらもあからさますぎず、いい演出だと思う。
ホラーはハッピーエンドで終わらないのが常。