Taiga

ジョン・ウィック:コンセクエンスのTaigaのレビュー・感想・評価

4.7
「guns…」

アクション映画のパラダイムシフト。
スクリーンのマズルフラッシュを通して硝煙の匂いが香る、至高のガンアクションシリーズ最新作。

今作169分ノンストップアクション。
ストーリーはオマケ程度。
小難しい用語ばかり羅列されてるけど、要はジョン・ウィックが殺し屋を統括する組織に追われてます!以上‼︎という潔さ。
キアヌのアクションをどう魅せるか、dubstepどこで流すか、に特化しているのでストーリーなど二の次。
正直ここは好みだと思うが、シリーズ通して割り切れてるから、もはや無問題。

ガン・フーを渇望していた私にとって、待望の新作だった。
ってか、日本公開遅ぇ!早くしてくれマジで。

キアヌも真田広之もカッケえ!
だけどMVPは多くの人も思うだろう、ドニーイェン。
「ローグ・ワン」以来、再び盲目の強者キャラ。
若干、アウトローっぽい闘い方がファビュラス。
彼が銃口突きつける動作、なぜあんな痺れるんだろうか。
「イップマン」シリーズを彷彿とさせるチェーンパンチ連打とかも、語彙力かなぐり捨ててしまうようなカッコ良さ。
泣ける、カッコ良すぎて泣ける。
スピンオフ作ってくれ、頼むわ。

個人的に観たいもの全部ジョン・ウィックに観せてもらって、その上アジアアクションスターたちの筆舌に尽くし難い凄絶なアクションも上乗せされてたので、サイコー以外の何物でもないです。

ナイトクラブで爆音のdubstepをbgmにして、ばら撒かれた雑魚を踊る客を避けながらバンバン撃ち殺していく構図、シリーズ毎回レベルでやってる気がするけど、飽きまへんなぁ。
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