ハリー

ジョン・ウィック:コンセクエンスのハリーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィック4作目にして完結編。

本作は150分を超える長丁場の映画だが、そのほとんどがアクションシーンとなっている。

序盤の馬でのチェイスシーンから始まり、①大阪コンチネンタルホテル、②ベルリン(だっけ?)のナイトクラブ、③パリが、主な舞台となる。

①大阪 最近ではブラピのブラッド・トレインがそうだったが、ああいうトンデモ日本は違和感しかないのよ。まあアレよりはだいぶマシやったけどね。
けっこう尺も長く取られてたし、厚遇されてるのが分かる。真田正之も良い味出してたよね。

ただ、ヌンチャクって、日本ちゃうのよ(泣)沖縄やけど、本土ちゃうの。そして有名なのはブルース・リーのおかげやから〜

②ベルリン 復讐のためにはファミリーの一員に復帰して侯爵に決闘を申し込むことが必要として、古巣に戻る。そこで条件として、あるナイトクラブにいる、ファミリーの仇を始末するよう言われる。
仇もいい感じの悪モノだが、ここでも延々と戦いが続く。つか、人がバタバタ死んでるのに、店の客たちは気にせず踊ってるって、何なんだ(笑)ここで一般人を撃ってしまったら…的な躊躇いが全くないのは、みんなプロだからかなwww

③パリ 決戦の地。ここでも無数の無法者を相手にノンストップアクションを連発。
しかし、決闘の場所に向かうまでのくだりはさすがに冗長じゃないかな?侯爵の妨害工作は分からなくもないが、必要だろうか?ここでも凱旋門広場を走る一般人の車は戦闘お構いなしに走り続けてるし。
階段を転がり落ちるのとか、わざとらしくて…

そして決着。侯爵は始末したが、ジョンも死ぬ。人として死に、妻と共に埋葬された。まあ続編があるなら、死は偽装になるんやろうが(笑)

ドニー・イェンは「ローグワン」でも盲目の達人を演じていたな。座頭市のパロだろうか?

しかし分からないのがノーバディ。この人一体なんだったの?シリーズ定番の「犬」、本作で連れてるのは彼なんだが、その正体は謎のまま。犬を助けてくれたからジョンに協力したようやが。

モーフィアスの出番が少なかったけど、まあそれはいいでしょう(笑)

しかしまあ、すごいアクションの連続。食傷気味になるほど見れたので、本当に見事でした。でもお怪我のないようにお願いしますね☆
ハリー

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