ラーチャえだまめ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

4.5
どーもどーもベトナム料理店でメニュー表のフォーをファーと言い間違えましたラーチャえだまめです。今宵はそんなフォーでもファーでもない





___「フー」です。




【ジョン・ウィック コンセクエンス】!!!ラーメン大好き我らがキアヌ・リーブスのセリフが徐々に削がれていく大人気無双シリーズ第4弾。いやー日本でもファンが結構いる普段あまり洋画見ない系の人にも人気のある映画。ガンアクションとカンフーを融合させた“ガン・フー”を「マトリックス」でキアヌのスタントマンとして活躍したゴリゴリのアクションマン、チャド・スタエルスキ監督が極限までブラッシュアップして魅せてくれているのだから「誰が見ても唸ってしまう」のは当たり前、まさに他のアクション映画より頭一つ抜き出てくると言っても過言ではない??


そんな9.5割型アクション特化型シリーズでストーリーなどもはや不要?そういえば1作目ってなんだっけ状態の人へ、最愛の妻ダイアナの形見な愛犬をそこらへんのチンピラに殺され怒り心頭の“元殺し屋”ジョン・ウィックが再び殺しの世界にカムバック&そこらへんのチンピラに復讐したらそこらへんのロシアンマフィアの大ボスの息子だとわかるもそんなの関係ねー理論で組織もろとも破壊。続く2作目は今度はイタリアのチンピラが自宅にやってくるもその頼みを断った結果最愛の妻ダイアナとの愛の巣マイホームをロケットランチャーで吹き飛ばされまたも怒り心頭&絶対的セーブポイントで殺し禁止のコンチネンタルホテルでもお構いなしにチンピラに処刑執行。3作目はその殺し屋の掟に逆らったのが仇となり殺し屋協会から世界規模で賞金首をかけられ……3作目なんてにんじゃりばんばんしか頭に残ってねえぞ…!?という「筋書き?なにそれ美味しいの?」レベルに「ストーリーなんてあってないようなものである」……だってキアヌ喋らないんだもん!?シュッシュッシュッって声に出すだけ……機関車トーマスかよッ!!!


前作「パラベラム」の時点で木下大サーカスも度肝を抜く「馬(マー)・フー」だの「犬(ワン)・フー」だのそして「ナイ・フー」……毎回今度はどんな“フー”を見せてくれるのかな?なんて詮索してしまう所ですが








「スターウォー・フー」と「カー・フー」「階段f………フォぉオオオーーーー!!!!!






いかんいかん無理やりフーくっつけたくてついHGが出てしまっt……まずこれまで一度も匂わせすらしていなかったジョン・ウィックの“旧友”の再会。世界の真田広之のシマズとドニー・イェンのケイン____シマズは“六本木の国立新美術館が大阪に移転した世界線”の大阪コンチネンタルホテルのオーナー、そしてケインはジョン・ウィック暗殺の命を受けた盲目の殺し屋……てまた盲目の役かよ!!!なんだドニー・イェンがあまりにも最強すぎてハンデがないとジョンと釣り合わないからか!?にしても今回このドニー・イェンさんが“ジョン・ウィックに次ぐメインキャラ”を確立している点、アジア映画ファンにとっては歓喜以上のナニモノでもないでしょう??ドニー・イェンが今作で完全にハリウッドを掴んだと言っても過言ではないくらいの活躍を見しております。そして真田広之も「ブラット・トレイン」で見せたキレッキレの剣術を今作でも遺憾なくはっきしていて、これまた物語のキーマンとなる美味しい役ドコロだと個人的に感じましたね。


そんなアジアを代表するアクションスターの中に俳優で武術家のスコット・アドキンスが!?コリン・ファレルを凌駕する驚愕の姿で登場!?(いやーあの回し蹴りは絶対に出来ないよな……)


凱旋門の周りでぐーるぐる?イーサン・ハント顔負けのカーアクションもキアヌ自ら運転??いや流石にあの交通量は全部CG……てジョナサン車に車に轢かれ過ぎ「人身事故・フー」!?そして階段からフー……ですよ!?いやーせっかく頂上まで登ったのに待ち構えていた敵にやられて高尾山の坂より長そうな(盛りすぎだよ)階段を一気にゴロゴロゴロ〜!!と落ちていく、流石にアザのひとつやふたつじゃ済まされんでしょう!?


今作で一応「完結」しますが、敵サイドが全員新規キャラで「龍が如く6」みたいにせっかくジョナサンに有終の美を飾るに相応しいシリーズのライバルとか因縁の相手とかいたらもっと感動的だったかも、、、、、


あ全員キルされてんのか
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